NIPTを実施する医療機関として認証をうけました
2023年10月1日以降、以下の検査を当院でお受けいただけます。
- 精密超音波検査
- 絨毛検査/羊水検査/臍帯血検査
- NIPT(無侵襲出生前検査):21,18, 13トリソミーのみ対象
- 母体血清マーカー検査(コンバインドテスト/クアトロテスト)
- 流産胎盤検体を用いた遺伝学的検査
- 血液を用いた遺伝学的検査
FMFで行うNIPT検査について
検査対象は、21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーです。
当院でNIPTを受けた方で、NIPTの結果が陽性の場合には、確定検査を目的とした絨毛検査/羊水検査を行う場合の解析料金(通常 88,000円)はかかりません。検査後1-2日で結果の出る迅速検査も含まれます。超音波検査と穿刺料はご負担頂きます。
FMFにおけるNIPTの考え方・ご予約方法
FMFでは、妊娠女性と胎児の双方について、妊娠期にとどまらず、その後の人生に渡っての健康上の問題を最小限にすることを目的とした医療を提供しています。NIPTでは、たくさんある先天性疾患/症候群のうちのごく一部しかわかりません。そのため、当院でNIPTを受けられる場合、NIPTと併せて胎児精密超音波検査をお受けいただきます。 参考:胎児クリニックが考えるNIPT
当院でNIPTを受けられる場合、以下の2つの方法があります。
【NIPT検査の後に精密胎児ドック (合計18万7千円・税込)】
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- 早い時期にNIPTを受けられるメリットがあります。
- 明らかな疾患を認めた場合に、不要なNIPTを避けられるメリットがあります。
- 2回受診する必要があります
① 妊娠10〜12週頃 : NIPT+簡易ドック ◀︎ 簡易ドックでご予約ください
② 上記の14-21日後 : FMF精密胎児ドック ◀︎ 精密ドックでご予約ください
【NIPTと同日に精密胎児ドック(合計16万5千円・税込)
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- 染色体数的異常や微小欠失症候群、遺伝子異常を疑う場合に、NIPTをせずに絨毛検査または羊水検査を行うこともできます。
- 精密胎児ドックで染色体異常の特徴が見られない時、NIPTを行わずにコンバインドテストに変更することができます。 (11週0日〜13週6日の場合のみ)
① 妊娠12週〜16週 : NIPT+FMF精密胎児ドック ◀︎ 精密胎児ドックでご予約ください
*まず超音波検査を行なってから、NIPTまたはコンバインド検査を加えるかを考える場合には、「精密胎児ドック」をご予約ください。